リフォームのポイント詳細-kitchen

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リフォームのポイント

キッチンリフォームのポイント!注意点!

キッチンのリフォームは、高額なもののうえ、頻繁にできるものではありません。
やり直しがききにくいことから、失敗を避けたいと思うものでしょう。


そこで、キッチンリフォームで失敗しないために気をつけたい注意点をまとめてみました。
現在、キッチンのリフォームを考えている方は、こちらを参考にして満足のいくリフォームをしてください。

キッチンリフォームのポイント!注意点!

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リフォームのきっかけ「ベスト4」

1.キッチンの設備が古くなった、壊れた

リフォームを考える一番のきっかけは「製品の老朽化」が大多数。

2.使い勝手が悪い

備え付けのキッチンが自分の体格に合わない、低い。家族が増えて作業スペースやシンクの広さが足りないなど、何かキッチンに不満がある場合。

3.間取りが悪い

ひとり壁に向かって料理をするより、家族の顔が見える対面式キッチンにしたいなど、キッチンの間取りを変えたい場合。

4.収納スペースが足りない

増えた家電製品や調理器具、買い置きの品などの収納スペースを確保したい場合。

…などなど、キッチンのリフォームは、老朽化、設備の故障、不具合、間取りや使い勝手の悪さなどがきっかけで、リフォームを検討する人が多いです。

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キッチンリフォームの種類

システムキッチン・カウンターキッチン全体をリフォーム

キッチンのリフォームは既存の古いキッチンを新しいものに変える工事が一般的です。旧型のキッチンを新型のシステムキッチンにすることで驚くほど利便性・作業性が向上します。同じ場所での交換ならさほど大掛かりな工事は必要ありませんし、工期を1週間ほどにできるケースも多くあります。

水栓(蛇口)・換気扇・コンロ・食洗機などを部分的に交換

キッチンのリフォームは大がかりな工事ばかりではありません。部分的に交換できる部品も多いので、水栓(蛇口)や換気扇、コンロなどの設備が古くなっても、そこだけ交換できるケースが多くあります。またIHコンロであれば火事の心配もありませんし、掃除もとっても楽になります。簡単なリフォームであれば、工期は最短1〜2日となります。

壁付けキッチンを対面キッチン・アイランドキッチンに変更

基本となるキッチンレイアウトはコンロとシンクの配置により、 I型、Ⅱ型、L型、U型の4種類に分けられます。I型キッチンとはコンロとシンク、調理スペースが一直線に並んだオーソドックスなタイプです。一番人気のある対面型のキッチンは家事動線が良くなり、リビングを見渡せるのが魅力です。その他周囲が壁に接していないため家事動線がスムーズになる「アイランドキッチン」、左右どちらか一辺に壁がある「ペニンシュラキッチン」なども人気です。

キッチンリフォームの種類
キッチンリフォームの種類
リフォームでミニキッチンの追加

二世帯住宅にお住まいの方にはミニキッチンをつくるリフォームもおすすめです。また、戸建ての2階にサブキッチンとして増設する方もいらっしゃいます。ミニキッチンとは幅が90~150cmの小さなキッチンのことで、ワンルームアパートの部屋によく設置されています。これを戸建てに設置すれば、ちょっとお湯を沸かしたいときや少量の洗い物をしたいとき、生活時間が違っていても気を遣う必要がなくなります。

収納・吊戸棚をリフォーム、パントリー等の追加

システムキッチンリフォームでは収納部分もあわせてリフォームするがおすすめです。壁一面に設置するウォールユニットや、吊戸棚の中に設置されたカゴを手動もしくは電動で降ろせるものを取り付け可能です。また、対面式の場合にはキッチン本体とは別に、収納・カップボードを設置するのも人気です。不要なスペースを削ってパントリー(食品庫)などのスペース確保も人気です。また、造作家具でオーダーメイドの収納や棚も作成できますのでお気軽にご相談ください。

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キッチン作業スペースのバランス・動線

キッチンのレイアウトを考えることは、調理スペース内の家事動線を効率的にする目的があります。

移動距離を可能な限り短くするためには、ワークトライアングルという考え方があります。

ワークトライアングルとは?

「ワークトライアングル」とは、シンク・コンロ・冷蔵庫の3カ所を線で結んだときにできる三角形の動線をいいます。この3辺の距離が長いと、調理作業におけるムダな動きが多くなるといわれています。

逆に、短くなりすぎると収納や作業する際のスペースが不足することもあるでしょう。また、ワークトライアングルは正三角形に近いほど作業動線が良いといわれています。

コンロ・シンク・冷蔵庫の3つは、キッチンにおいて頻繁に利用するものです。この距離が均等にあることで動線がスムーズになり、調理をする際にもムダな動きを軽減できます。まずは、家のキッチンにおけるワークトライアングルを確認し、動きやすさを確認すると良いでしょう。

ワークトライアングルの距離の目安

ワークトライアングルの長さは、一般的に「2~3歩で移動できる長さ」が良いといわれています。もう少し具体的にいうと、シンクとコンロ間は120~180cmくらいの距離が良いでしょう。 
そして、シンクと冷蔵庫間の距離は120~210cm、コンロと冷蔵庫間の距離なら120~270cmが理想的とされています。 
必ずしもこの距離に合わせる必要はありませんが、キッチンにおける動きに不便を感じているのなら、ワークトライアングルの距離を見なおす必要があるかもしれません。 
既存のシステムキッチンを動かすことは難しい場合は、冷蔵庫の配置を変えるといった工夫は可能でしょう。

キッチン通路幅の目安

キッチンの通路幅の目安は90cm~120cmと言われています。 
2人以上で頻繁に調理する場合は、すれ違うことも考慮に入れて、100cm以上の通路幅があると便利でしょう。 
冷蔵庫を設置した部分は、冷蔵庫前のスペースが狭くなるので注意が必要です。

キッチン作業スペースのバランス・動線